手帳に予定を書き込む女性

【手帳は紙派の方向け】仕事もプライベートも華麗にできる人の手帳活用方法

4月に入り、新年度がスタートしました。

社会人の仲間入りを果たした初々しい若者たちが、スケジュール調整やその場で得た思いつき、学びなどを手帳やメモに取る風景は春の風物詩ともいえますね。

なぜスマホがあるのに手帳を使うのか。手帳の良さとはなんだろう。

どんな手帳がいいんだろう。手帳はどんな使い方をするのがいいんだろう。

手帳について、私なりに考える事があったので、記事にして書いていきますので、最後まで読んでくださいね。

高橋のフォルテが入っている黄色の手帳カバー

スタッフが愛用中の手帳 高橋書店 No.882 フェルテ® 1

手帳はスマホ派?紙派?

私は基本的に日々のスケジュール管理は、紙を使っています。

家族で予定を共有するときだけは、iPhoneのカレンダーアプリで同期しながら共有しています。「みてね」アプリのように写真や音声なども記録できたり、「Amazon フォト」のようなクラウドサービスもあるので、手帳ではできないことがスマートフォンではできてしまいます。

しかしながら、プロジェクトの内容、アイデアやタスク、会議で話したことなど、その場でスマホに書き込みにくい時もありますよね。

「手帳の方が頭に入りやすいな」
「手帳の方がさっと書き込めるな」

さっと忘れないようにメモに書きためているので、紙の手帳を使用している人も少なくないでしょう。

多くの方が実際に使用していく中で、手帳の良さを感じ取っていくものだと思います。

スマートフォンも進化していますが、本当の意味で手帳の代わりまで務めるのは、難しいのかもしれません。

その手帳上手に使っている?もっと有効に使おう

では、手帳を使用するほうに焦点を当ててみたいと思います。

その手帳、有効に使えていますか?

手帳を使う目的も書く内容も人それぞれ。

こまめにメモを取る習慣は、仕事のミスを減らすことにも繋がりますし、仕事を振り返ったり、落ち込んだ時には自分への励ましにもなることもあるでしょう。

多くの人は、そのメモを明日以降に活かせるように書いているんだと思うのです。
それはそれで立派な行動です。

しかし、大事なことを書いているはずなのに、あとで見返さない人が多いのではないでしょうか。

つまり、アウトプットができていない、あるいは、実行をしていない人が多い。

もったいないですね。

「頭に入っているけど、仕事で忙しいんだよ」と言われてしまいそうですが、手帳に書き込んだということは、その記録したことは大切な事柄であるはず。

ヘルマン・エビングハウスというドイツの心理学者の研究では以下のように述べられています。

人間は学習した20分後には42%忘れる。
1時間後には56%忘れる。
1日後には74%忘れ、1週間後には77%忘れている。

かなりショッキングなデータですね。

エビングハウスは「人間は忘れる生き物」と断言しています。

では、学習したことを忘れないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

それは「見返す」しかありません。手帳で書いたことを見返す時間を増やすことです。

ソフトバンク・孫正義も実は手帳派

今から13年ほど前の2010年頃、iPhone、iPadの活用を促そうとしていた孫正義は、ペーパーゼロ宣言を出しました。

社内では少なくとも年間で3億3000万枚の紙を使っていたとされていて、携帯電話の申込書類に必要だったハンコをなくしてしまったり、FAXのコンセントをハサミで強引に切ってしまおうとした武勇伝で有名です。

紙なんて絶対使わないイメージがありそうですが、実は孫正義は「手帳派」です。

ただし、彼の手帳の中身は「物事を忘れないように書き残す」や「備忘録」といった性質のものではありません。

毎日5分だけ使って、1日にひとつ発明をする習慣を自らに課するために、有効に手帳を使っているのです。

手帳はこう使おう|有効な活用例

するべきこと、やりたいことは、ToDoリストにするだけではなかなか全てを行うことはできません。

なぜなら、それをするための時間を確保していないからです。

「この日の何時から何時まではこの行動をするための時間にしよう。」

そう決めておかないと、人間は思いついた順に行動する生き物なので、手帳に書いているはずの「大事なこと」にはまず手をつけられません。

私は、小さな予定や行動であったとしても一気にやるのではなく、「この日の10時から12時にしよう」と決めて手帳に予定を書き込むようにしています。

時間軸の手帳にびっしりと書き込まれた予定
出典:https://www.amazon.co.jp/

  • 自分が気分よく、毎日を過ごすためにどうしたいか考える時間や読書をする時間
  • プロジェクトについて、どう進めたいか考える時間
  • プロジェクトについて、誰が作業をし、誰が確認し、誰が次のプロジェクトを考えるのか、考える時間
  • ブログやInstagramで書きたいことを考える時間
  • 写真を撮る時間
  • 次にしたいことについて、調べものをする時間
  • 日曜日に子供と遊びに行くところについて事前リサーチする時間

平日だと始業から終業までは仕事のスケジュールでいっぱいです。

自分のことができる時間や「大事なこと」をする時間ってなかなかありません。

それでもいいから、仮でもいいので強引に時間をタイムブロックしていくのです。 

当然、やりたかったことをできずに一日が終わってしまうこともあります。

それでも、とにかく時間をタイムブロックしていく。

作業が途中であっても、予定の時間が過ぎたら、一旦やめて、次のことをやる。

時間をこうやって使っていこう、と自分の気持ちを紙に書き込んでいくことに手帳の意味があるのではないか、と思っています。

手帳の使い方|おすすめの本

 手帳の使い方を教えてくれた本があります。

自分を予約する手帳術

何かと忙しい現代において、自分がするべきこと、考えていることを手帳に書き出していくことで自分の時間の使い方に意識的になることができます。

この行動を繰り返していくことで「大事なこと」を少しずつアウトプットする、あるいは、実行することができるようになりました。

最後に

手帳を使う目的も書く内容も人それぞれです。

大事なことは手帳を見返すこと。

思いついたアイデアや「大事なこと」を過去に置いていくなんてもったいないです。

手帳を有効に活用しながら、行動に時間を費やし、発想やアイデアを活かせるように工夫しましょう。

少しでも多くの人が有効に手帳を使っていただけるように、CxC Leatherは応援します。

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