ラウンドファスナー ミニウォレットのサイズイメージ

韓国で大人気のミニ財布は日本のライフスタイルに適応できるのか。ターニングポイントは紙幣

短期旅程の旅行先として気軽に訪れることができる韓国。LCCが就航しており、大阪からのフライト時間はわずか2時間です。K-POPや韓流ドラマの流行もあり、特にCxC Leatherのお客様は女性が多いため、韓国スターやコスメ、カフェ、スイーツについて詳しい方も多いと思います。

韓国の紙幣は1000ウォン、5000ウォン、1万ウォン、5万ウォンの4種類あります。日本円に換算するとそれぞれ約100円、500円、1000円、5000円です。日本と違って高額紙幣はありません。ただし、韓国は日常生活をする上で、紙幣の出番は多くありません。

韓国は世界一のキャッシュレス大国といわれていることは周知の事実で、コンビニやマートでの小額の飲料でさえクレジットカードで決済されるほどです。そのキャッシュレス決済状況は2017年時点で驚愕の97.7%。現金を見かけるほうが難しいくらいです。対する日本はPayPayなどが普及した現在、ようやく26.8%ほどになりました。


どうやって世界一のキャッシュレス大国になったのか。


調べてみると、キャッシュレス推進政策において、韓国政府と日本政府は企画レベルで大きく差があることが分かります。両国とも消費者や店舗にメリットが得られるような制度を政府として整備するわけですが、韓国は「コインレス社会計画」を策定したのが大きな契機となりました。

具体的な施策としては、以下のように挙げられます。

  • クレジットカードの年間利用額の20%を所得から控除
  • 1,000円以上のクレジットカード利用で、宝くじの自動参加権を付与
  • 消費者がお釣りを受け取る際に、プリペイドカードに戻される
  • 年商240万円以上の店舗でのクレジットカード対応の義務化

税金が控除されたり、宝くじが当たるなんて、期待に胸が膨らむようなこれらの施策によって、韓国におけるクレジットカードの利用率が一気に上昇したといわれています。


韓国のお財布事情


では、キャッシュレス推進に成功した韓国のお財布ってどうなっているんでしょう。

韓国ではコンパクトなミニ財布の種類が多いことで知られています。
よく知られる韓国の皮革ブランドは「Fennec」や「gu_de」があるでしょう。

Fennec
出展:Fennec Instagram



お洒落スポット・新沙洞(カロスキル)のALANDや雑貨屋に行くと、3,000~5,000円のリーズナブルな価格で、デザインも可愛い財布がたくさんあります。

そのため、韓国で財布を購入する女性は結構多くて、私も韓国土産として財布を頂きました(コピーブランド財布も…)。ただ、ちょっと気をつける必要があります。

ミニ財布なので当然多くの現金を使う設定になっていないことは重々承知ですが、日本にいれば日本の紙幣を一応入れますよね。

残念なことに、韓国のミニ財布だと日本の紙幣はサイズが合わないことが結構多いのです。


日本の紙幣にマッチした財布を買おう


韓国紙幣

韓国で1番大きな紙幣は5万ウォン。サイズは、142×68mm(横14.2cm縦6.8cm)です。

韓国のブランドが作る財布なので、当然韓国の紙幣が収まるサイズに作られています。

日本紙幣のサイズは
1000円 → 150×76mm(横15.0cm縦7.6cm)
2000円 → 154×76mm(横15.4cm縦7.6cm)
5000円 → 156×76mm(横15.6cm縦7.6cm)
1万円 → 160×76mm(横16.0cm縦7.6cm)

韓国ブランドの財布にとって日本の紙幣はサイズが大きいことがわかります。
そして、高さも微妙にはみ出てしまう可能性があります。

何も考えずに韓国の財布を購入して、中途半端になってしまったという方を多くみてきました。そのため、日本の財布は日本で買うのが1番安心安全です。必ずサイズを確認して購入しましょう。


日本紙幣に合わせたメイドインジャパンのミニウォレット


ラウンドファスナーミニウォレットのサイズイメージ

CxC Leatherの財布は日本紙幣がすっきり収まるサイズになっています。
紙幣を折らずにしまえて、傷がつきにくいことを考えるとロングウォレット(長財布)がベストです。とはいえ、ラウンドファスナーのミニウォレットでも、折り癖や傷がつかないように丁寧に折って収納すれば、気持ちよく財布をお使い頂くことができます。


小銭入れにはあえてファスナーを取り付けない


弊社はミニウォレット(ラウンドファスナー)の内装に強いこだわりを持っています。その1つがセンターの小銭入れ。そこにはファスナーがついていません。

ミニ財布の場合、小銭入れのファスナーが邪魔で小銭が取り出しにくくなってしまいます。

小銭が見やすく、しっかりと取り出しやすい設計にしつつ、スリムなサイズ感を損なうことがないように片マチにしています。小銭入れの高さも外装ファスナーの間に大きな空間ができないよう設計していますので、小銭入れにファスナーを設けなくても小銭が中で飛び散ることはありません。

ラウンドファスナー ミニウォレットの内装イメージ


小銭入れの両側はマルチポケットになっており、半分に折った紙幣やクレジットカードを複数枚収納することができます。さらにマルチポケットの両側面にはカードスロットがあります。出番が少ないけれど、常に必要な運転免許証や健康保険証を収納するのに最適です。

手のひらサイズのコンパクト財布とはいえ、収納力を誇るCxC leatherのミニウォレット(ラウンドファスナー)。

財布は小さくしたいけど、それなりに収納は必要になりそう。
Gパンのポケットやミニバッグにすっぽり収まる小さな財布が欲しい。

現代にフィットする小さなお財布作りを行う職人による「逸品」です。

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