その扱いやすさから年齢、性別を問わず大人気のトートバッグ。

トートバッグは元々、耐久性があり、大量の荷物を運べるようなバッグを指す言葉でした。

その名前は、英語の「tote」、つまり「運ぶ」という動詞から来ています。

日常生活でのご使用はもちろん、ショッピングやアウトドア、オフィスカジュアルに至るまで、「ライフスタイルを楽に」をコンセプトに幅広いシーンで活躍できるバッグです。

CxC Leatherで不動の人気を誇る倉敷帆布×ブッテーロのトートバッグについて、お客様のオーダー商品をお借りしながら詳しく紹介をしていきます。

着眼点は両面貼り合わせのハンドル（持ち手）

トートバッグのカテゴリで一番人気があるのが、ハンドル（持ち手）にイタリアンレザーのブッテーロを使用したトートバッグ。

上質なヌメ革を贅沢に両面貼り合わせにしたハンドルはしっかりとした作りで毎日の持ち運びに安心を与えます。

しっかりと両面貼り合わせをしたブッテーロを抜き型を用いて裁断し、革専用のミシンで綺麗に縫製を入れていきます。

裁断面はヘリを丁寧に落としてヤスリがけをしたあと、専用の仕上げ材で磨き上げているので手触りがよい仕上がりになります。

ハンドメイドサイト（※）で販売をしているトートバッグを始め、ヌメ革を持ち手として使用しているトートバッグは1枚革をそのままハンドルに使用しているものが多く見受けられます。

ブッテーロは繊維の詰まった上質なヌメ革ですので、1枚革だったとしても十分実用に足るようになっていますが、経年変化で革の床面（革の裏側）が緩くなってきます。

そんな弱点を解消すべく、公式HPで展開しているトートバッグは両面貼り合わせにしています。

ハンドルの両面を銀面（革の面側）で仕上げていますので経年変化によるモケモケが出ることなく、使えば使うほどしなやかに味のあるハンドルに仕上がっていきます。

※ハンドメイドサイト　→　minne や Creemaなど手作り・クラフト雑貨などの販売・購入が楽しめるサイト

シーンに応じて使いわけができる3サイズ

CxC LeatherではS・M・Lの3サイズのトートバッグを展開しています。

これからご紹介する3サイズは直近のお客様よりご注文をいただいたバッグです。

Lサイズ：底39cm×15cm、開口部43cm、高さ29cm、持ち手40cm
底マチを5cm幅広くし、大容量の収納力を誇るバッグ。
マザーズバッグ、アウトドアや旅行で活躍できるサイズです。

【掲載商品】
本体：ブラック
底：ブラック
ポケット：ブラック
持ち手革：チョコ
金具：シルバー

ここ最近はブラックが強いです。

汚れも目立ちにくいですし、男性やお子様などご家族で共用しやすいカラーなので、多くのお客様がブラックを選択されています。

倉敷帆布15色、ブッテーロ15色より組み合わせ自由でお作りするオリジナルのトートバッグ。

組み合わせは無限大。カラフルにオリジナルのバッグを作るもよし、オールブラックのように素材を活かしてシンプルなカラーでまとめるのもいいですね。

気になるトートバッグの中身

CxC Leatherのトートバッグは使い方に応じて、複数のオプションを用意しています。

1. ポケット：スマホやキーケースといった小物を収納するのに便利な内ポケットです。
2. ポケット＋マグネット：内ポケットに加えて、バッグの口を簡単に止めることができるマグネットボタンがつきます。
3. バッグのマチを取りつけることで収納力を損なわず中身を隠すことができるファスナーです。
4. 内ポケットに加えて、中身を隠すファスナーがつきます。

人気ランク上位となった内ポケットはバッグの中をすっきりと整理整頓したい、ファスナーは中身を覗かれないよう最低限の防犯対策として、購入されるお客様が多いです。

今は冬ということもあり、バッグの中身が冷えないようにとファスナーつきが好まれています。

ペットのお散歩用としてのバッグ、容量を重視したマザーズバッグ、アウトドア用としてのバッグ、お買い物用としてのバッグなど、使用用途によってはファスナーがついていない方が利便性がよくなります。

是非、お客様がお使いになるシーンをイメージしながら、シミュレーションをお楽しみください。

※トートバッグのファスナー生地はブラック・ホワイトの2色ですが、カラーシミュレーションはできません。カラーバランスを考慮しながら職人が使い分けをしていますのでご了承ください。職人の方でカラー選択が難しいと判断した場合は、購入後にお客様に個別にご希望色を伺ってお作りします。

トートバッグのメンテナンス

弊社ではメンテナンス用品も充実したラインナップを揃えています。

生成り、オフホワイトなどのトートバッグだと、表面についてしまった汚れや角の黒ずみが気になる方もいるかもしれません。

毎日使うとなると特に汚れやすいもので、「お手入れが大変そう」と敬遠しがちな方もご安心ください。

使い方は簡単。

要領は消しゴムと同じです。

鉛筆で書いた文字を消すように消しゴムで擦るだけ。

コーヒーのシミ（生地に染み込んだ汚れ）は難しいのですが、ちょっとした黒ずみであれば簡単に落とすことができます。

消しカスが生地にくっつくこともありません。

ちなみに、ご使用前に防水スプレーをかけておくと、ある程度汚れを防止することができます。

加えて、雨や水による型崩れやシミを防ぐにも効果を発揮してくれます。

どんなアイテムであれ、買ったばかりのピカピカな状態をいつまでも保つ事はできません。

傷や汚れも使う人の歴史の一つです。

たまにお手入れをしながら、昔を振り返ってみるのも良い時間なのではないでしょうか。

トートバッグの素材

今回ご紹介した倉敷帆布×ブッテーロのトートバッグ。

「倉敷帆布ってなに？」
「ブッテーロってなに？」

気になったらこちらのブログで素材の特徴について、余すことなく書いているので是非チェックしてみて下さい！

■倉敷帆布について
参考記事：こだわりの素材紹介　倉敷帆布

■ブッテーロについて
参考記事：革の紹介① イタリアンレザーブッテーロ