キャッシュレス時代進行中!でも、日本ではまだ財布が必須?新時代に適応したミニ財布が解決策
衝撃的なカルチャーショックを受けたことを覚えている。
ストックホルム・アーランダ空港から市内へ向かうとき、低額の紙幣が欲しくて、お釣りをもらおうと現金を出して水を買おうとすると、「支払いはクレジットカードのみ」と断られたことがあります。
レストラン、ホテル、鉄道。
スウェーデンはすべてクレジットカードの国でした。
もちろん、クレジットカードは持っていたけれど、問題はそこではありません。
空港で両替したクローネのお札を使う機会がこれぽっちもなかったのです。
デパートのお手洗いでさえ、クレジットカードがないと使用できません。
海外ではコインを入れるとバーが上下して、お手洗いに入るシステムもあれば、入口の清掃人にチップを渡してティッシュを受け取り、中へ入るシステムも一般的にあります。
しかし、ストックホルムのデパートにあるお手洗いには、クレジットカード決済のための機械がついていて、1回5クローネ(約100円)と記載があります。
キャッシュレスであるから、当然、現金の支払い口はなく、別のお手洗いを探そうとしても結果は同じです。
仕方なくクレジットカードを使ったのだが、今度はサインの代わりに「ピンコードを入れて下さい」とでます。
「ピンコードってなんだろう。暗証番号じゃないよね」日本ではATMで現金をおろす時や、ショッピングでは、ほとんどの場合、暗証番号で処理できるため、ピンコードという言葉は目にすることがありません。
そのため北欧の地で突然「ピンコードを入れて下さい」となったら混乱してしまいます。どの番号を打ち込んだらいいのかわからなくて、結局、何回か暗証番号を入力したものの、3回エラーで使えなくなり、持っていったカードがどんどん使えなくなってしまいました。
ここ最近ではない、10年くらいの前の話です。
世界のキャッシュレス状況
日本でも、PayPay、au PAY、LINE Payといったスマホ決済サービスが急激に増えました。
その背景には、世界規模でのキャッシュレス化があります。
海外ではスマホ決済、カード決済が主流で現金での支払いはほとんどない国もあります。
世界でのキャッシュレス化の波に完全に乗り遅れた日本はここにきて、その遅れを挽回しようとしています。
では、世界はどれほど進んでいるのか、日本と比較してみました。
経済産業省のキャッシュレス・ロードマップ 2022を参照したのですが、お隣の韓国では実に93.6%以上(2020年時点)がキャッシュレスでの決済です。
韓国に続き中国、オーストラリアなど旅行先として人気の高い国は特にキャッシュレス化が進んでいて、実際に訪れると日本との違いを感じます。
日本でもスマート決済の普及が広がり、多くの店舗や施設でも利用ができるようになりましたが、最新情報の2022年時点でも36%に留まってる状況です。
しかし、大阪・関西万博が行われる2025年に向けてキャッシュレス比率を40%を目標とする取り組みが国を挙げて行われています。
さらに将来的には80%以上を目指していく方針のため、今後、現金による決済はますます縮小していくでしょう。
それに伴って、財布の形や需要が変化することも明々白々でCxC Leatherとしても今後ミニウォレットのカテゴリーを増やしていく予定です。
ラウンドファスナー長財布の1/2サイズ
スマホ決済やクレジットカード決済などライフスタイルの変化に合わせて、財布も大きく進化しています。
ただし、CxC Leatherは財布をただコンパクトにするだけでは、全く意味がないと考えています。
小さくなっても使い勝手が悪くなっては本末転倒だからです。
キャッシュレス時代の財布は、極小・薄型であることはもちろんですが、クレジットカードや現金をいかにストレスなく使えるかに注目して選んでいただきたいと考えています。
そんな工夫満載の財布をご紹介します。
弊社ラインナップ代表のラウンドファスナー長財布のデザインはそのままに、半分のサイズで製作したのがミニウォレットです。
必要なものだけ収納する、でも、プライバシー保護はしっかりとしておきたいから、デザインはラウンドファスナータイプが好き。そんな女性にぴったりの財布です。
小銭入れをファスナーレスにしたのは意味がある
ラウンドファスナー長財布と同じく両面にカードポケット、センターに小銭入れを配し、小銭入れの左右は二つ折りにしたお札と+αのカードを収納できるマルチポケットになっています。
小銭入れはスリムに片マチタイプのファスナーレスにしています。
弊社として、ファスナーレスにしたのは大きな意味があります。
ファスナーを取り付けると可動域が狭くなり、財布として扱いにくくなるからです。
一番取り出しが煩わしい小銭は、取り出しやすい構造にこだわりました。
小銭を使わないためのミニウォレットですが、地域や環境によって、必ず小銭は発生します。
コインパーキングやキャッシュレス決済非対応の自動販売機でも小銭は必ず使いますよね。
そんなにいらないけど、あると便利な小銭入れにご注目ください。
高級感・耐久性・エイジングが魅力の本革にこだわりを
使用する革、ファスナーはラウンドファスナー長財布と全く同じなのでサイズは小さくなっても存在感はバッチリ。
ヌメ革の王様・ブッテーロを使用して、長年培った技術を駆使して作り上げたミニウォレットは高級感・耐久性・経年変化による美しいエイジングの3拍子を兼ね備え、キラっと鏡面磨きされた堅牢感の高い高級ファスナー・YKKエクセラのファスナーでしっかりと保護します。
今回オーダーいただいたミニウォレット
外装:キャメル
糸(外装ステッチ):ホワイト
ファスナー生地:アイボリーホワイト
リボン:レッド
金具:ゴールド
内装:キャメル
糸(内装ステッチ) :ホワイト
サイズサイズ:110mm×85mm×25mm
収納:カードポケット 2、大口ポケット2、小銭入れ1
彼女へのプレゼントとしてご注文いただきました。
相手を想いながら「レッド」のぷっくりしたリボンを選択し、趣深い贅沢色「キャメル」で自分の好みも付け足し、ポケットの内側にはさりげなく名入れを追加して特別感がさらにUPしました。
贈り手、貰い手、共に「満足」のお言葉をいただき、大変嬉しく思います。
オーダーメイド商品は既製品や量産品と違い、多くの手間と時間を要しますが、その特別感が伝わった時にオーダーメイドって素敵!と幸せで温かい空気に包まれる空間を作っていけるように益々頑張っていきたいと思います。
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